2016/09/06

STREET TWIN REVIEW


My street twin has 800 km on it and i had it serviced after its break-in




トライアンフ ストリートツイン インプレ 初期点検後


さて、初回点検も難なく終了したので、おちついてストリートツインのインプレを書いておこう。

もともとストリートツインは購入の候補になかった。
XSR900 を見に行くついでにちょっと立ち寄ったところで新型ストリートツインの試乗。そこで見つけたバイクのかっこよさに魅かれて スラクストンR の試乗もさせてもらった。2回目の試乗ではスラクストンR、T120 と試乗比較し、それでもストリートツインに心動かされ、3回目には判をついていた。

前にも書いたが、スラクストンR も T120 もいいバイクだ。
Silky なエンジンフィーリングは上品で優雅だ。
でも、僕がバイクに求めるものはそれとは違うところにある。
パンチがあって武骨なもの。
これは、中学生のときにモトクロスをしていたせいかもしれない。
2ストロークのモトクロッサーはトルクの塊で、アクセルワークを間違えればすぐにウィリーをしてしまうほど。
さすがにもう歳なので、そこまで元気なバイクを扱う気にはなれないが・・・

ゆったりまったりとしたツーリング。
速いバイクは必要ない。
でも、遅いバイクは絶対に嫌。

そんなオヤジの気持ちをくすぐるかのようなバイクだ。
スラクストンR や T120 よりも確実に乗って楽しいバイクだ!
試乗でこれほど楽しかったことはなかったかも。
以前、ハーレーの Forty-eight を所有していたが、あのバイクの試乗は一番つまらなかった。
しかし、デザインだけで購入。
結果、1年を待たずしてドナドナ・・・🐄


他の方のレビューに「ストリートツインはそれほどトルクはない」と書いてあるのを見たことがある。
これには少し納得できない。
僕のもう一つの愛車は、 XV1900 YAMAHA  レイダー だ。
空冷最大級の1900cc オバケトルク メガクルーザー。
そんな僕でも、ストリートツインのトルクは十分だと感じる。
おそらくギヤ比が絶妙なので非常に扱いやすく、そこが「おだやか」に感じさせているのであろう。
そうそう、ギヤ比もとてもいい。

とにかく、あの小さなボディに900ccの大きなモーターを積んでいるのでとても軽快だ。
900cc もあるんだから長距離ツーリングも楽ちん。
時速80km からまだまだ余裕にトップギアで加速できるのは乗っていて楽しい

エグゾーストノートもストックで十分と思わせるほど。
ドコドコ と キュルルー が合わさったような独特のサウンドがアクセルを捻ることを楽しくさせる。
国産車にはない「おいしい」サウンド。

乗っていて不足は全くない。
大型クルーザーは、Uターンを常に考えながら未開の地(?)のようなところを進んでいくが、ストリートツインではその覚悟も必要なければ、「さぁ、乗るぞ!」という気負いもなくていい。
小柄なボディだからどこにでも駆り出し、どんな細い道も気兼ねなく入っていける。
事実、僕には珍しく、頻繁に乗っている (笑)。
今日もまた乗りたい、と思わせる。


イギリス車なので故障を心配する人も多いと思うが、主要部分は日本製。
簡単に言えば、イギリスの味付けとデザイン + 日本の品質 といったところ。
最近のトライアンフのオーナーは、みんな「拍子抜けするほど故障しない」と口を揃えているのもうなずける。(そこはBMWのバイクとは異なる点だ。)
なので、メカに弱い女性にも安心して勧めることができる。

ちなみに僕のスペックは、185cm 75kg 。
足つきなどのインプレッションはあてにならないので省略。


ストリートツイン、とにかく楽しいバイクなのは間違いない!
一度、試乗されることをおすすめする。





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